でじたけ流 教育論「夢の準備 」
 
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20160424

でじたけ流 教育論820回「夢の準備」

でじたけ流教育論 digitake.com


この春、高校2年になった次男が部活をやめた。

理由は…
大学受験に向けて勉強を強化するから
…だそうだ。

むろん、親はそうしろなんて言わない。

ついでに言えば父親は、
いい大学に行けとも言わないし、
むしろ自衛隊に行った方がいいんじゃないか
…と半ば真剣に思うことすらあるほどだ。

自分で決めたようにやればいいさ…。

ただし…!

自分で決めたからには、
自分で決めたようにやらないと、
その時にはカミナリが落ちる。

これまで
朝から晩までサッカーをしていた反動か、
何か理由をつけては
遊びにばかり行っているところを見ると、
受験勉強をするふりなんかやめちまえ
…と言いたくなってくる。

なまじ大学なんて行ってくれない方が
親にしてみれば楽なんだから。

勉強は自分のためにすること。
自分のためにすることは趣味と同じだ。

趣味をやってて、
辛かったり、得意がったりしてても、
別段ホメられたもんじゃないわな。

学校の勉強なんて
できなくても叱ることはないが、
テーブルマナーが悪かったり、
家事の手伝いをしなかった時にも、
当然カミナリが落ちる。

テーブルマナーの悪さは
一緒にいる者に不快感を与えるし、
この家で生活する以上、
生活に必要なことを率先してできないようでは
居場所を与えてはもらえない。

そして、そういうことは
親が子供に叩き込むべき躾というものだと思う。

身に美しいと書いて…躾。

いい習慣を持っていないと、
他人に信用されないどころか馬鹿にされる。

やがて、それを馬鹿にできないほどの、
いいかげんな連中としか付き合いができなくなる。

そうやって、
どんどん自分の居場所が狭くなってしまうと、
自分のやりたいことなど、
とてもじゃないが実現できないからね。

何をするにせよ…だ。

やっぱり…人生、日々更新。

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