でじたけ流 教育論「向き合うことについて考える 」
 
  人生日々更新 -Main-
20151129

でじたけ流 教育論799回「向き合うことについて考える」

でじたけ流教育論 digitake.com


教育の上で、
子供と向き合うことが大切だ
…とよく言葉をよく耳にする。

向き合うことが必要なのは、
何も子供だけじゃない。

誰とだって、
直に向き合わない限り
わかりあえないことだらけだろう。

けれど、
本当に向き合っているのは…
目の前にいる相手だけじゃない。

本当に向き合っているのは…自分。

相手に言った言葉は、
そのまま自分に返ってくる。

子供は紛れもなく分身であり、類は友を呼ぶ。

言葉に詰まることがあるとすれば、
それは…
自分の言動と行いに
ギャップを発見した瞬間に違いない。

正論だと思っていることが
相手に伝わらないのは、
口にした言葉の意味が伝わらないのではなく、
自分の行いに説得力がないから…ではないか。

子育ては、親育て。
後輩を育てることは
自分が育つこと…だと常々思う。

わかりあいたい相手と
カタチだけ向きあっても…、
自分と向きあえなければ
…結局、溝が深まるだけ。

それは冬山に裸で登るのと同じこと。

大自然と向きあう時、
自分の装備や体調がわからない
身の程知らずでいれば事故につながる。

さらけ出すだけで
受け入れてもらえるのは…
誰でも平等に赤ん坊の時だけだから。

やっぱり…人生、日々更新。

Copyright 1998-2015 digitake.com. All Rights Reserved.


人生日々更新 -Main-