でじたけ流 教育論「ゼラチン小僧 」
 
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20151115

でじたけ流 教育論797回「ゼラチン小僧」

でじたけ流教育論 digitake.com


高校1年の次男は、
毎日部活のサッカーで
クタクタになって帰り、
晩飯の食わないで
寝てしまうのも、しばしば。

たまに早く帰ると、
ご多分に漏れず
ゲームに興じてることも多いが、
思い立ったように
台所に立っている姿を目にすることもある。

プリンやゼリーを作っているのだ。

果物を混ぜて、
旨かっただの、まずかっただの…。
大きな入れ物に入れて
バケツゼリーに挑戦したが、
最終的に崩れてしまっただの…。

やっていることは
料理というより、いわば実験だ。

父親は、まず料理らしい料理など作らない。
やってくれる人がいれば、
その仕事はしない…というのが信条だから。

かつて、パン作りに凝ったことはあったが、
それはほとんど
幼少時代によくやった
粘土細工の楽しみの復活に過ぎなかった。

そういえば亡き義父は
根っからの理科系の人で、
晩年、暇に任せて
台所に立つこともあったようだが、
やはりそれは料理というより実験。

レシピを眺めては、
砂糖少々などと書いてあると、
具体的に何グラムと書いてない
…と言っては怒っていたという。

料理は化学変化だから、
こうした理科系の要素は大きいし、
盛りつけとなれば
絵画装飾といった美術的な素養も求められる。

必要に迫られてやるわけではない男の料理は、
栄養バランスもヘチマもないお遊びだ。

しかして次男の作ったコーヒーゼリーは、
見るも無惨な形状をしていたが、
…味はそこそこ旨かった。

やっぱり…人生、日々更新。

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