でじたけ流 教育論「金言苦言」
 
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20150412

でじたけ流 教育論766回「金言苦言」

でじたけ流教育論 digitake.com


「夢を本気で信じたことはあるか?」
…と書かれたプリントが食卓に置かれていた。

中学を卒業した次男が、
サッカー部のお別れ会で顧問の先生からもらったものだ。

文章の作者は、
元サッカー日本代表の岡田武史監督。

以下、全文>>>

夢や目標を本気でめざすと、すべてが変わる。
運は誰にでも流れている。それをつかむか、つかまないかだ。

明日死ぬと思って今やれることをやり尽くす。
それでダメなら仕方ない。その開き直りが自信につながる。

ここまでダッシュと思ったら、最後まで全力で走る。
1m手前で力を抜いたせいで負けることもある。

プレッシャーは重力のようなもの。重力がないと筋肉も骨もダメになる。
重力があるから自分が強くなる。

人にどう思われてもいい。日本中の人に批判されてもいい。
最後に家族が信じてくれる。

スランプや失敗が続いても、調子がよかった過去を振り返ってはいけない。
今つまずいているのは、もっと高い場所に行こうとしているからだ。

本当にどうしようもない状況に陥ったら、こう思う。
「ここが分かれ道だと。ここで投げ出すか、踏ん張れるかだと。」

どん底に落ちてはじめて気づくこともある。

危ない危ないと言ってリスクを避けてばかりの社会は、人の生きる力を弱めている。

夢なんてなんだっていい、どんなに小さなことだっていい。
その一歩で、また次の夢が見えてくる。

まずは一歩を踏み出すことだ。

<<<

なかなかグッとくる内容だとは思う。

肝心の次男はどう感じたのか尋ねてみた。
すると、次男は言った。

「いいんだけどさ…。
 何で最後の言葉が岡田監督の言葉で、
 先生本人の言葉じゃないいんだよ?
 それが残念だ」

…なるほど。もっともな意見だと思った。

やっぱり…人生、日々更新

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