20150301

第760回「子の将来　親の将来。」

週末、次男の第一志望である
公立高校の合格発表があった。

一途の不安もあったが、
どうにかすべり込みセーフ…。
…やれやれ、といった感じ。

大学受験をした長女は、
残念ながら第一志望だけ落ちたけれど、
その他、受けまくった大学にはパス、
また補欠という戦歴で、
ひとまず内一校に入学金を納めた。

補欠だったところが運良く入れるようになれば、
まだ、そっちに行く選択肢も残ってはいるが、
とりあえず浪人はなくなった。

受験した大学は私立ばかり。
長男も私立大学に通っているので、
この上、次男も私立高校となると
家計は火の車にガソリンをかけるようなハメになるが、
何とか最悪の事態は脱することができた。

それでもまだ我が家の場合、
自宅が首都圏にあるので、家から通えるだけいい。
…と言うのは、四国に住むカミさんの従兄弟。

…確かに。

うちでも一時、長男が都内で独り暮らしをしてたけど、
校舎が移転して、現在は自宅から通ってる。

交通費こそかかるものの、
家賃や光熱費が何重にかかることを考えれば恵まれている。

最も父親は時間さえあれば
首都圏を離れることばかり考えてるけど…。

かねてより理想としているのは、
子供達が大きくなったら、
家から子供が独立して出て行くんじゃなくて、
逆に親が首都圏の家を出て、田舎暮らしをすること。

孫でもできる歳になれば、
ますますその方が理想的だよな。

まだまだ人混みにもまれて稼がなきゃならないし、
自分の親が近くに元気でいるうちは、
なかなかそうもいかないけど…

子供たちが世間的に大人と呼ばれるような歳になったら、
親も自分の将来について、
新たな希望を持つ必要があると思う。

子供が小さいから、とか
子供の学校が…なんて理由で
自分にできないことがあるのを、
いつまでも正当化してはいられない。

やっぱり…人生、日々更新。

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