でじたけ流 教育論「進め!受験生」
 
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20150118

でじたけ流 教育論754回「進め!受験生」

でじたけ流教育論 digitake.com


昨日(2015.1.17)は、娘のセンター試験。
全国の受験生、約56万人のうちの1人として、
冬晴れの中、白い息を吐きながら出陣して行った。

いつもと変わらぬ週末なのだが、
少し張り詰めた空気が家中に流れる。
そして、珍しく
週末だというのに親父は家にいる。
…ま、仕事があって出られないから、なのだが。

中3の次男も、そろそろ兜の緒を締めはじめる。

ここからは、もうノンストップ。
泣いても笑っても、勝負は決まる。

そして、もうひと月くらいすれば、
とうとう我が家から、義務教育がいなくなる。

ついこの間まで、
DMは学習塾関係のものばかりだったが、
娘宛には、もう晴れ着のDMが届き出はじめた。

子供が子供らしくいる時代は想像以上に短い。

親がようやく親らしくなる頃には、もう
子供は世間的には子供でなくなっているもの。

最も我が家の場合には、
子供が子供でなくなると、
子供の友達をひっくるめて
呑み友達になっちゃうけど、ね。

世間じゃ親子でfacebookやってても、
友達になっていないケースも多いようだけど、
友達に伝えたいことは、
家族にも伝えたい…と自然に思う点で、
うちの親子は一致している。

そうでないとしたら、
それは歪んだ人間関係だろう。

そもそも、親に隠れてするようなことを
SNSに書き込むこと自体、
SNSを使うには幼稚過ぎて話にならんし。

子供は親を含めて目上の人間とでも…、
親は子供を含めて若い連中とでも…、
普通にコミュニケーションができないようでは、
生きる幅は狭まるばかり。

便利な道具は、諸刃の刃。

ことSNSは使い方ひとつで…
人とのつながりで人生を豊かにもしてくれるし、
使い方を誤れば、ひきこもりの道具にもなる。

実際に家にひきこもっていなくても、
同世代や同じ趣味の友達の間に
ひきこもってしまうバランスの悪い時期を、
一般に反抗期と呼ぶけど。

道具も時代も、吹く風と同じ。
風自体に、いいも悪いもなく、
風を受けた側が勝手に、
…清々しいと笑みを浮かべたり、
…寒いと眉をひそめてる、だけ。

さて、今の受験制度がどうであろうと、
そこに乗って戦わなければならない時に、
制度自体をいいも悪いと批判していても始まらない。

戦うべき時に批評をしているようでは、
とても勝つことなど叶わない。

やっぱり…人生、日々更新

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