でじたけ流 教育論「受験生に告ぐ!」
 
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20150111

でじたけ流 教育論753回「受験生に告ぐ!」

でじたけ流教育論 digitake.com


いよいよ受験シーズン直前。

我が家では、
高3の長女と中3の次男がダブル受験を迎える。
3年前には、
長男の大学受験と長女の高校受験があったが、
3年なんて本当にアッという間だな。

親が同じような状況を何度経験したところで、
当人たちにとっては初体験だから、
のんびりしている中にも、それなりの緊張感はある。

ところが今年の正月は、
元日早々、
長男がインフルエンザにかかっていることが発覚。

その後、カミさん、長女、次男…と、
立て続けに発熱し、
どういうわけかワクチンを打っていない自分だけは、
今のところ発熱せずに過ごしている次第。

受験生たちは登校禁止になったのを幸いに、
一日中パジャマで過ごして、布団の上で勉強したりしてる。

考えようによっては、
本番のテスト時期になる前に、
さっさとインフルエンザにかかってしまうのも手。

ただし、
インフルエンザにかからないからといって、
普通の風邪にかからないわけじゃない。

家族の中で唯一、
インフルエンザにかかっていない自分から言わせれば、
ワクチン接種したという油断が感染を招いた…と言っていい。

それと、休める環境があるから、これも油断の上乗せ。

小さいながら自分で会社を経営してたら、
仕事始めに会社を休むなんてことは
絶対にあってはならないことだからね。

正月明けのスケジュールも目白押しだし…。

昔はよく、
明後日まで休み…なんて時に限って熱が出たものだ。

今は健康でいられるのは忙しいおかげかもしれない。

忙しいという字は、心を亡くす…だなんて言うけど、
正しくは、
自分の心を亡くしてでも、
他人のために動くから忙しいのであって、
プロの仕事はみんなそうだ。

自分の居場所は
他人から必要とされることによって得られるもの。

忙しいほど、本来、幸せである。

はたして受験勉強は、
すべて自分のためにやっていることで…、
それによって自分の居場所を得るということが、
実は極めていびつな行為である。

学校の勉強だけしかできない奴と、
学校の勉強はできないが愛嬌のある奴とでは、
世間は圧倒的に後者を選ぶだろう。

だから、ことある事に受験生たちにはこう言う。

誰も大学や高校に行ってくれなんて頼んじゃいない。
むしろ進学すれば、金がかかってしょうがない。
自分が行きたくて、行かせてもらうんだから、
その点、覚悟して勉強するならしろ…と。

その結果、
真面目に勉強してやってる
…ということは、うちの受験生たちは口にしないが、
万が一、そんなことを口にしようものなら
返す言葉は決まっている。

受験勉強なんかやめて、自衛隊に行け…!

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