20141102

第743回「友達と言える仲」

娘が夜中に友達と電話をしてる。
昼間だって学校で喋ってたはずなのに。

思い返せば確かに中学高校の頃は、
まだ夜遅くまで出歩けなかったから、
深夜こっそり友達と話してたりしたな。

いったい何をそんなに話すことがあったのかと
思い返しても、ちっとも思い出せないけど…。

今だって、
酒場に身を沈めれば、
あっという間に４時間、５時間経っちゃうけどさ。

覚えているのは、
笑ったことと、泣いたこと。
それから、頭にきたこと。

それ以外は、どってことないこと。

たいていの話は、
話してるうちに、どうでもよくなっちゃうし。

話すことが目的で、
話すことでストレスを解消してるだけ。
だから、話の内容なんて…どうでもいい、わけ。

そんなどうでもいい時間を共有するには、
よほど価値観が合っていないと、すぐに飽きちゃう。

もともと、目的なんてあるようでないんだからね。

寄り合い…って言葉があるけど、
何のために寄り合うか…じゃなくて、
寄り合うことに、まず意味があるんだと思う。

目的に応じて集まらなければならないのは仕事で…
目的も何もないところで
一緒にいられるのが友達というやつだろう。

おかげで今年もたくさん友達ができたよ。

最も…
呑むための目的というか大義名分は、
いつも考えてるけど、ね。

やっぱり…人生、日々更新。

tweet please