でじたけ流 教育論「答えを探すな、答えを作れ 」
 
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20140810

でじたけ流 教育論731

でじたけ流教育論 digitake.com


実は仕事で
某国立大学の研究室と共同研究をしている。
今年で3年目になる。

担当教授とも、
かなりざっくばらんな話ができるようになってきた。

流れで…
はたして優秀な人材とは何か?
…という話になって聞いた
教授の見解が実にわかりやすかった。

曰く…、結論から言えば、
成績が優秀な者より、根性のある者の方がいい。

一般的に成績が優秀な者は、
教科書の載っている答えを記憶するのが上手い人。

けれど、研究室に来て、
テーマに沿って行う実験には答えがない。
しかも、答えは教科書のように…ひとつではない。

誰も知らない答えを導き出すこと自体が課題なのだ。

そうした現場にやってくると、
教科書さえ見れば答えがわかり、
その答えを覚えることで成績を上げてきた者は、
きわめて弱い…と言うのだ。

研究室は、就職直前に、
いわば仮免許で路上を走るようなところ。

実社会に出てみれば、やはり
…どこにも答えは用意されちゃいない。

人生は生き抜くための研究室、そのもの…だ。

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