でじたけ流 教育論「送迎狂想曲 」
 
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20140629

でじたけ流 教育論725

でじたけ流教育論 digitake.com


高校3年の娘には、
夜10時過ぎにもなる塾帰りは、
ひとりで自転車で変えるようなバカはするな
…と言い聞かせてある。

そこまで言うからには、
迎えにいかなければならないのだが…。

親としては、
疲れた身体を引き起こして迎えに行ってでも、
やきもきしながら帰りを待つことを思えば、まだ気が楽。

ああ…自分も、そんな、
いわゆる親になったんだなと、つくづく思う。

さて、学校帰りに自転車で塾へまわれないとなると、
当然、自転車以外の方法で登校しなければならない。

ちょうど、会社がある方角と高校の方角が同じなので、
朝は車に乗せていくことになる。

つまり、行き帰り、車での送迎があるわけで、
それだけ聞くと、たいそうなブルジョアにも思えなくもないが
…昭和初期の話じゃないから、ね。

梅雨ともなれば、もとより自転車では行けないから、
毎日のように2人乗りの愛車ミゼット2に便乗。

長男も同じ高校だったから、もはや慣れた道筋だ。

しかし…ここにきてようやく、
ただ送っていくだけじゃ芸がないことに気づいた。

こっちが余計に働く分、同じように働いてもらわないと…。

そこで、今さらではあるが、
朝、洗濯物を干さないと車では送らないとの御ふれを出した。

今のところ、きっちり守ってる。

きっちり守ってはいるが…そもそも雨降りが多いから、
乾燥機に入れられないものを室内にちょこちょこ干すだけ。

それでも、やらないよりマシだけど…。

結局、あーしろ、こーしろという余裕もない朝のこと。
さっさと送って行った方が気が楽なわけで…。

教育には時間と体力、そして気力が人一倍必要だと
…あらためて知る。

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