でじたけ流 教育論「子供という生き方」
 
  人生日々更新 -Main-
20140601

でじたけ流 教育論721

でじたけ流教育論 digitake.com


大学3年の長男、
高校3年の長女、
中学3年の次男…と、
手を引いて歩いた頃ははるか昔で
懐かしさしかないけれど…

いかに図体がデカくなっても、
…しょせん子供は子供。

扱いが子供になるのは、
子供が親の前では、
つねに子供に戻る…からだろう。

子供らしさ…の本質は、
決して、わがままなどではない。

わがままは、むしろ
半人前な大人の本質であり、
未完成な大人が子供だというわけではない。

子供は
子供として生きる術を知っている
…から子供なのだ。

はたして、子供として生きるために必要なこととは
…サービス精神である。

自分だけでは生きていけないことを
ストレートに知っている子供という存在は、
周囲を頼るために何が必要かを知っている。

子供を可愛いと感じるのは、
子供が親や周囲の人たちが喜びそうなことを
必死でやろうとするからに他ならない。

そして今夜も次男はカミさんの肩を叩く。

疲れて、やや気弱になったカミさんが、
それを褒め称えると…
ちょっと大人びた表情を見せた次男が言う。

「それ、親バカでしょ」

Copyright 1998-2014 digitake.com. All Rights Reserved.


人生日々更新 -Main-