でじたけ流 教育論「親の三年、子の三年。」
 
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20140518

でじたけ流 教育論719

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先週は高3の長女が部活の引退試合。
中3の次男は修学旅行だった。

長男は都内で独り暮らしをしているので、
次男が留守の間、男は自分だけ。
猫もメスだし…何か妙な居心地がしたよ。

二人とも、ついこの間、
進学したばかりだと思ってたのに…
3年なんてほんとアッという間だ。

仕事の上での3年も、
ここ最近は
かなり大きな変化が見られるようになってきたけど、
それでも…ついこの間という感覚。

実際、子供たちの3年だって、
ついこの間であることに違いはないのだが、
その間の子供たちの変化は
大人の変化にして数年にも相当する。

犬や猫の1年は人間の4年に相当するというけど、
子供の時代は、まるで犬や猫の如く…だね。

子供がそうだからといって、
親も同じように成長しよう…なんて結論は
書きやすいし、何となく納得もしやすいかもしれない。

けれど、そうは思わない。

子供たちに刺激されて…
もっと言えば、張り合って頑張ることもあるけど、
基本、子供たちは、いわば“未熟な大人”であって、
親が子のペースに合わせるのではなく、
子が親のペースを見本に人間形成を模索すべきなのだ。

よく赤ん坊に、赤ちゃん言葉で話しかけている親があるが、
あれだけではただ可愛がっているだけであって、
とても育てているとは言えない。

赤ん坊は親の話し方を真似ながら言葉を覚えるのであって、
見本が赤ん坊の真似をしてどうする?

実際、息子の友達にも
小学生くらいになって、喃語がぬけきらない可愛そうな子がいた。
その子はそうではなかったと思うが、
そういうことが、いじめをも助長することもある。

子供が世間で子供扱いしてもらえるうちは、
家庭においては徹底的に大人扱いにして鍛える必要がある。

子供を子供として本当に可愛がる時期は、
実は子供が社会にもまれるようになったから…かもしれない。

ともあれ、引退試合に修学旅行が終わった。
またしても…ダブル受験の季節に突入だ。

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