でじたけ流 教育論「母の立ち位置、父の立ち位置。」
 
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20140511

でじたけ流 教育論718

でじたけ流教育論 digitake.com


子供たちについて、
うちの夫婦も結局そうであるように…
ふと、周囲を見渡しすと、
子供に対する
母親の立ち位置と父親の立ち位置は、
まったく違うと思う。

たいていの本質が
露呈される時のように…
それは、何か問題が起きた時にわかる。

いざとなると母親は、
盾の如く子供の前に立ちはだかって、
問題と向き合おうとする。

一方、父親は子供を全面に出し、
バックアップすることを心がける。

父親はセコンドを務めているつもりでいるが、
母親は、ともすれば
子供の代わりに闘ってしまうのだ。

普段の子供との
距離の違いが立ち位置を決めている。

母親と子供は一体で、
父親が冷静さを装い、
一歩ひいて見ているのは
一種の逃げであるかもしれない。

しかし、それによって
子供の前後が固められ、
本当にいざという時には、
前後、どちらに倒れても支えられるのだ。

厄介なのは、
立ち位置の違う者同士が自己主張をした時で、
もともと立ち位置が違うというのに、
自分と同じ土俵に上げようということに、
まずもって無理がある。

子供を挟んで意見が対立するのは、
異種格闘技も同然で、
そこに真のチャンピオンはいない。

やがて登場してくるのは
…子供というレフリーだ。

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