でじたけ流 教育論「大人のための大人論」
 
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20140119

でじたけ流 教育論702

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一応は子供が成人したものの、
口にする小言は何ら変わらない。

成人になろうが、
社会人になろうが、
結婚しようが、
子供ができようが…。
親子はずっと親子であって、
その間は、まずもって縮むことはないし、
成人という年齢になったからと言って、
決して大人になったわけではないだろう。

大人になんかなりたくない
…なんて言ってるのは、
メシを食ってもクソはしたくない
…と言っているも同然。

大人は、
なる、ならない、などと
選べるものではなく、
ならなくてはならないもの…なのだ。

はたして自分が大人になったと
感じられた瞬間はいつか…?

警察官の前で酒タバコをやっても、
補導されなくなった時には確かに、
世間的に大人に見られているような気はした。

だが恐らく…
そうして人目を気にしている時点で、
…まだまだ子供。

自分がどう見られているか…
常に意識していないと消えてしまいそう
…若さとはそんなもんだ。

さて、あらためて考えてみると…
大人になった瞬間こそ
…自分を捨てることができた瞬間かもしれんね。

簡単に言えば…
プレゼントをもらうことではなく、
贈ることで喜びを感じられた瞬間。

だから、つまり、親になって
子供に何かしてやろう
…と思えるようになることが、
大人なるオーソドックスな方法なんだな。

別に自分の子供じゃなくてもいいんだけどね。
むしろ、
自分の子じゃない相手にそうできた方が、
より大人かもしれない。

自分をしっかり持ってる大人こそ…
自分を捨てる勇気と行動力を持っているものだな。

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