でじたけ流 教育論「サンタの時間」
 
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20131215

でじたけ流 教育論697

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師走に向けて、慌ただしさは加速するばかり。
年内ノルマ達成のため残業も増えるし、
外で呑む機会も増える。

少し前なら、うちに戻ると、
もうみんな寝静まっていた。

よく、酔って帰って女房が寝てると
怒り出すダンナがいるという話を聞くけど、
昔からその気持ちは理解できない。

むしろ、家族が平和に寝ていると、
しめしめ…と思う。

いや何も後ろめたいことがあるわけじゃなく、
みんながこうして平和でいられるために、
こっちは働いてるわけで、
してやったり…という気になるわけ。

さて、今や親の身長を越した子供たちは、
夜遅く帰っても平気で起きている…どころか、
塾だの、打ち上げだので、
ヘタをすると
親父より帰りが遅いことも、しばしば。

つくづく、時代は変わった…と思う。

大人と子供の違いは、何より
生活時間帯の違い…だった。

子供も幼稚園に入る前は、
平気で大人時間に付き合わせていたものだが、
朝が早くなると、早寝させるしかない。

かくして、子供が親の背丈を越えて、
体力的な格差がほぼなくなるまで、
そうした時間割は続く。

やっぱり、子供が子供らしく生活してるのは、
せいぜい15歳までだよ…な。

そして、この時期に思うのは、
子供が子供の時間帯にいなければ…
サンタクロースは現れない
…ということ。

現実を知ることで夢が薄らいていってしまう。
かくして、
夢は与えられるものではなく、
自分で作り上げていくものへと変化していくのだ。

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