20131013

第688回

１月と10月は我が家にとって誕生日月間。
１月には、おじいちゃん、おばあちゃんたちと
カミさんの誕生日があり…、
10月には長男、次男の誕生日がある。

次男は８日に14歳になり…、
長男は27日に、なんとハタチになる。

さて、去る10月８日、
次男の誕生日の時には、
長男は東京で独り暮らし、
高２の長女が修学旅行に出ていたため、
珍しく子供は次男ただ一人の夜となった。

長男は、その前々日、いきなり夜中に帰宅。
まったく気づかなかったが、
風呂場で大声で歌っていた声に起こされ、
怒鳴りつけてやったが…。

翌朝、自分の
ももクロ、コレクションの中から、
弟が好きな娘のブロマイドをプレゼントに置いて
東京へ戻って行った。

６歳離れた弟は、兄の影響を多大に受けている。

ドラえもん、然り、
ももいろクローバーZ、然り…。
ただ唯一、影響を固辞しているのが…勉強。

８日の夜は、
台風に向かって沖縄に飛び立った長女からも、
弟に電話があった。

クラスの仲間と電話口で歌を歌ってくれたらしい。

この歌が誕生日プレゼント？
…と現金なことを言う弟も、
実はまんざらではない様子。

次男を挟んで、親子三人で晩飯…。
デザートに次男の好きなアイスが用意されていた。

生まれた時から家族が大勢いる末っ子にとって、
こういう自分中心の時間は、結構貴重かもしれない。

こうした思い出を重ねられる機会というのは、
長い人生の中でも、案外少ないものだ。

一緒に過ごすことを考えれば、
…ま、50回とないだろうね。
現実的には、せいぜい20回くらい？

コミュニケーションは質より量で、
たいてい親しさが決まるものだが…。
量が多いことが前提の付き合いにおいては、
質が求められる、ね。

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