でじたけ流 教育論642「自分を含め親になっている者たちへの苦言」
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20121125

でじたけ流 教育論642

でじたけ流教育論 digitake.com


わかってもらいたい時には…
わかってもらえる行動をすべきなんだよ。

無条件に認めてほしい…なんてのは、
どう考えたって「甘え」。

そういう甘えが許してもらえるのは、
これだけ数多くの人間がいても、
唯一、親だけだけだろうな。

友達も、たとえ女房でも
無条件とはいかないな。

もし、無条件にいったとしたら…
それはとても良くない関係だよ。

それは甘い甘い…甘い毒。

世の中に無駄なものはなく、
あるものには、あるだけの意味がある
…とは思うよ。

かといって…
戦争や殺人、あるいは麻薬中毒がいいことだとは
良識のある人間なら思わないだろう?

何を選ぶかが、その人の良識であり、
欲しいものではなく
必要なものを選ぶことができるかどうかが、
その人の理想を貫く強さ。

弱い自分を認めてくれるものばかり選んでいたのでは、
麻薬中毒患者と同じだろ。

昔、武田鉄矢の刑事物語で…
男は強くないと
大好きな人は
みんな遠くへ行ってしまうんだぞ!
…というセリフがあって、いたく刺さったもの。

若い頃は強くなるために…
そして年をとってきたら、弱さを容認しないために。
若い頃と違って注意なんかしてもらえないからな。

注意されなくなったことが、
できるようになった証明にはならない。
むしろ、その逆である場合が多い。

自分で自分のケツを拭けない大人なんて、
後期高齢者になる前に
末期高齢者になってるようなもんだよ。

そして、いつも思う。
そんな姿、自分の子供に見せられるのか…って。

子供を甘やかしすぎる
親もどうかと思うが、
子供に甘えたような親は、
もっとどうかと思う。

必要以上に強くなる必要はないし、
そもそも強さとは何だ…ってこともあるけれど。

強い人のまわりには、たくさんの友達がいて、
もっともっとその人を強くしていくものだが…。
弱い人のまわりには人は寄ってこなくて、
どんどん弱くなっていく傾向はある。

楽しく生きたいだろ?
だったら年相応のことができないとな。

自分が今いる場所…
そこを選んだのは自分だと潔く認めること。

まさか親のせいになんて、しないだろうな?
自分がとっくに親になっているのにさ…。

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