でじたけ流 教育論634「青春貯金」
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20120930

でじたけ流 教育論634

でじたけ流教育論 digitake.com


子供たちが最近すごく忙しいらしい。

大学生と高校生の上の二人は、
この春、ようやく受験を終えたばかりだというのに、
受験期と変わらず試験続き…
そのうえ部活だから、むしろ受験期より忙しそうだ。

一番下の中学生の次男も早朝からサッカー部の練習。
休みの日もサッカー三昧。

気がつけば、
あんなに幼かった子供たちは、
今まさに青春の真っ直中にいるわけだ。

あいかわらず好き勝手なことをしている父親だが、
どんなに遊び歩いても、さすがに50を超えると、
いつまでも青春だなんて言っているのは、こっ恥ずかしい。

ただ、こうして、
いろんな趣味を持って暇なく飛び回っていたり…、
大勢の友達に囲まれて過ごしていられるのは、
すべて青春時代を起点にしてのこと。

青春の遺産と言ってしまうと、底を突きそうだが、
あいかわらず膨張を続けているところをみると、
同じ遺産でも
金利のいい銀行に預けた遺産に違いない。

どんなに金利がよくても、
元金が少なければ、増えてもたかが知れてる。

今まさに、
使い切れないほどの遺産…
やりたいことへの情熱を持てるのは、
貯める時にキチンと貯めてきたおかげだな。

…本当の経済力もそうあってほしかったけれど。
ま、両極端でバランスはとれている
…という見方もできなくはないわな。

ともあれ、子供たちにも
今はしっかりと心に貯金をしてもらいたい
…と、願う一方、散財を楽しむ親であった。

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