20111106

第587回

小６の次男が、
ふざけてエアガンを中３の長女に向けて撃った。
玉は入っていないと思って、やったんだけど…
なんと玉が入っていて、姉の眉間に当たった。

驚いたのは撃たれた方より、むしろ撃った方だったろう。

幸い長女に怪我はなかったが…
さぁ、両親からはステレオでカミナリが落ちた。

久しぶりに次男が涙をこぼしていた。
本当に久しぶりに。

最も以前のように泣き叫ぶのではなく、
グッとこらえて、ポタッと落ちた。

思えばいつしか子供たちが泣くのを見なくなった。
高３、中３、小６にもなれば当然なんだけど、ね。

来春になれば、みんな大人料金だよ。
…まったく過ぎてみれば早いもんだ。

子供が大人に近づいていくと、
だんだん静かになっていく。

反比例するように、
親の怒鳴る声は大きくなる。

昔は「コラッ」で済んたものを、
くどくど理由を説かなきゃならなくなるし…。
そんな姿を冷めた目で見られると
…ますます腹が立ってくるだろ?!

そんな中…
泣かれて終わると、ちょっとホッとしたりして、ね。

ＰＣにとってある家族写真をたまに見ると、
ここ２〜３年の子供たちの成長ぶり
…というか変身ぶりには今更ながら驚かされる。

そうして、こっちも自分の年齢を実感しつつ…
それでもなお抵抗して筋肉を鍛えたりしてる。

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