20111016

第584回

朝夕、かなり冷え込むようになった。
そうかと思えば、日中ちょっと動くと汗ばんだりしてね。

寝ている小僧たちに、
寒いだろうと思って毛布をかけてやると、
すぐ脱ぎ飛ばす。
…で、明け方になると団子虫みたいにまるまってる。

少し前なら、ソファーで寝込んでしまったのを
布団まで抱きかかえて運んだものだが、
小６、中３、高３ともなると、さすがにそうもいかなくなった。

先日、小学校で何かの行事があって、
それを見に行ったカミさんが、
次男を捜していたら、なかなか見つからなくて…。
よく見たら、チビだと思い込んでいた次男が、
案外大きくなっていて見過ごしてしまっていたとか。

私もこの間、朝、次男と一緒に家を出て、
集団登校の班長をしている次男の姿を初めて見て、
へぇ〜と思った。

私より大きな小学生もいるくらいで、
次男はやっぱり小さい方なんだけれど、
目つきが違うんだよね、本当に幼い低学年の子供とは。

大人っぽさって目つきに出るよな。
大人でも子供っぽい奴は…やっぱり目つきが甘い。
視線もどこか泳いでいる感じがする。

よく目力なんてことを言うけれど、
「見えてる」だけでなく「見ようとしてる」から、
力が入ってくるんだと思う。

できるだけ辛い現実から目を離そうとしていると
…目つきも甘くなるよな。

知らないですめば幸せなこともあるだろうが…
そうはいかないのが短いようで長いこの人生。

幸せを現実のものにするためには
…夢みてばかりはいられない。

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