人生日々更新 -Main-
20111009

でじたけ流 教育論583

でじたけ流教育論 digitake.com


この三連休は二学期制の子供たちにとっては秋休み。

帰宅するやいなや、中3の長女と小6の次男が
「成績下がっちゃったあ~」とニコやかに手を振った。

学校の成績が悪いことで、
父親にただの一度も叱られたことはないから、
実にアッケラカンとしたものだ。

箸の持ち方が悪い、と怒鳴ることはあっても
テストの成績が悪いことで怒鳴ったことはない。

かなり極端な見方かもしれないが、
自分のためにやってる勉強など、
しょせん趣味と同じだと私は考えている。

だから、何か別に打ち込んでいるものがあるのなら、
勉強などそっちのけでも構わないくらいな感じ。

ただし、食事の作法や挨拶といった
生活やコミュニケーションの基本となる部分は、
苦手なんて言っている場合ではない、
できなければダメだ、という考え。

頑張る時は独りで頑張らなければならない
…ということを身体に入れるために
勉強も趣味も大切だけど…

最終的に独りでは何もできない
…ということを知る前に、
共同生活の基本的なルールを体得しておくべきだろう。

英語なんか話せなくていいなどとは思わないけれど、
人付き合いができないと英語ができても意味ないじゃん。

人生の成績表をつけるとしたら、おそらく…
生きている間に、
どれくらいの人と出逢い、
どれくらいの人の役に立ち、
どれくらいの人の記憶に残ることができたか
…という点が、まず評価対象になるだろうな。

Copyright 1998-2011 digitake.com. All Rights Reserved.


人生日々更新 -Main-