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20110911

でじたけ流 教育論579

でじたけ流教育論 digitake.com


子供の頃、よく親に叱られると…
自分じゃなくて弟がやったのに!
…なんてヘソを曲げた経験があるだろ?

自分が本当に悪いことをした時だって、
叱られた内容が事実と少しでも違えば苛立つのというのに、
自分は間違ったことをしているわけじゃなく、
誰かのせいで叱られるたら、ますます逆ギレしてしまう。

そうなると今度は…
逆ギレしたことを叱られちゃうんだけど、ね。

親は子供の面倒をみるのが仕事だから…
子供が小さいうちは、一から十まで面倒を見る。

子供がだんだん大きくなってくると、
一から十が、三から十になり…、五から十になり…。
やがては「自分のことは自分でやれ」と言うようになる。

自分のことを自分で出来るようになるのは
…一人前に扱ってもらうための最低条件。

そのうえで、
誰かのために何かできるようになってはじめて、
社会で自分の居場所を与えてもらえるようになるんだ。

たくさんの人のためになることをしている人には、
たくさんの居場所が…
少し役に立っている人にはそれなりの居場所が、ね。

仕事とは…
ようするに他人のために何かフォローをすることで、
自分のために何かやってるようでは…対価は望めない。

部下は上司のせいで…
上司は部下のせいで客先に頭を下げることも、しばしば。

誰かのせいで叱られた…なんてことでヘソを曲げていては、
とてもじゃないが社会人は務まらないよな。

だから…
自分のための勉強だけをいくら懸命にやっていても、
知識は増えても、
大人になれるわけでもなければ、
社会人として認められるわけでもない。

さりとて…
笑顔を見せるだけで親を勇気づける赤ん坊だって
じゅうぶん人助けにはなっている。

赤ん坊のふりをしているだけじゃ…
いつまでたってもオムツの取れない奴と言われちゃう。

雨が降ってきた時に
ベランダの洗濯物を見て…
自分が干したものじゃないからといって、
ほったらかしにしておく馬鹿はいないだろ?

褒められたければ…他人の分まで仕事しろ。

人の分までやることが、
何だか損した気持ちになるとしたら…青いぞ!

他人の分まで仕事ができる人は必ず評価されるし、
…人生の喜びを他人より多く知ることができるんだ。

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