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20110731

でじたけ流 教育論573

でじたけ流教育論 digitake.com


子供たちが夏休みに入って、すでに一週間ほどが過ぎた。
今年は高3と中2の上の2人がダブル受験なのもあって、
小6の次男も何となくそんな雰囲気に引きずられて塾通い。
朝から出かけることも多いので、あまり夏休みという感じもしないな。
天気もイマひとつだし、ね。

私もカミさんもあいかわらず仕事はバタついてるし…。
家族みんな、ぐっすり眠ることができる時間を確保しようと必死になってる感じ。

よく「落ち着いたら…」なんて言葉をつかうけど、
まず「落ち着く」タメシなど、あったことはない…でしょ?!
今すぐやる気のない時の都合のいい逃げ口上だよね、本当は。

仕事や勉強。誰かと遊んだり、一人で読書したり。
酒を呑んだり、スポーツしたり。食べたり、眠ったり…。

どれもやりたいことであり、あるいはやらねばならないこと。
どれかをやり過ぎてしまったら、どれかはできなくなってしまう。

どれを一番にやるか、という優先順位の付け方が、その人の価値観。

他人とは、この価値観が合っていないと、
顔を見合わせることさえ少なくなってしまうから、
うまくコミュニケーションがとれなくなってしまう。

ところが一緒に住んでいる者同士の場合、
実際にはそうではなかったりする。

例え優先順位が違っても、絶えず顔を合わせているから、
それだけで相手のことがわかるような感じがしてしまう。

極端な話…寝顔さえ見ていれば、それで安心なんだよ。
家族というのは、ね。

よく「価値観の違い」を理由に別れてしまう夫婦のがいるけど、
それは「落ち着いたら」と言うくらい適当な口上だと思うね。
どうせ当事者以外の他人にはわからないことだから、
その程度の説明で勘弁してよ、面倒くさい…ってところか?

本当に価値観が違っていたのだとしたら、
きっと…相手の寝顔さえ見なくていいと思っていたんじゃなかろうか。

結婚する時には…
自分が何をしてほしい、なんてことは二の次で、
安心しきった相手の寝顔を見たいと思うことが大切だと思うぞ。

うん、BGMは金井克子…じゃなくて、これだな。

疲れて帰って家族がみんな寝静まっていても…
ヘソを出して寝てる奴やポカンと口を空いて寝てる奴を見ると、思わずクスッとしてしまうだろ?

もう一歩も歩けないほど疲れたと思っていても、まず笑う力を出してくれるのが家族ってもんだよ、な。

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