20110410

でじたけ流 教育論557

でじたけ流教育論 digitake.com


あ、春だ。
気がつけば、こんなところにも、あんなところにも桜が。
そして子供たちはめまぐるしく成長してゆく。

長男高校3年に。
長女中学3年に。
次男小学6年になった。

ついに、この時が来てしまった。

来年は2人が同時受験で、
卒業式と入学式が3回ずつある。

双子や三つ子の場合も
同時に受験したり、
入学したりするのは大変だろうけれど…
少なくとも卒業式は一度で2人見ることができる。
うちの場合はみんなバラバラだからなぁ。
…重ならなきゃいいけど。

もう少しここらへんを
あらかじめ計算しとおけばよかった
…という気がしなくもないけれど、
そうそう計算通りにいくことではないし…
理想通り、男・女・男の3人の子供に恵まれたこと。
そして、3人とも丈夫に育っていること以上に
何かを望むなんてことは贅沢な話だ。

あとは自分たちで何とかしないとな。

まるで運動部にでも入っているような感じで
塾通いをしている長男は、
親が黙っていても受験勉強はしているようだが…
親が黙っていると起きて来ず、いつも遅刻ギリギリ。

あいかわらず、
多少勉強ができても
遅刻しない奴、他人の仕事がてきない奴でないと、
信用されないし、仕事も与えてもらえないぞ
…と怒鳴られる始末。

バトミントン部の部長をしている長女は、
最近は料理にも興味をもちはじめて、
本を見ながらよく何か作っている。

周囲への気遣いや面倒見はいいようだが、
自分の机のまわりは、いつもグチャグチャで
時折、カミナリを落とされている。

兄姉の様子をみて、要領よく立ち回る次男は、
人当たりはすこぶるいいのだが…
ちょっと都合の悪い話となると、
ついつい誤魔化して、問題を大きくしてしまう。

三人三様で、
まだまだ人間力のバランスがとれていないのは
年格好からして致し方ないことのように思うが…
案外、このまま
大人と呼ばれる年になってしまう感じがする。
…自分を振り返ってみても、ね。

口うるさく言う親から離れた時、
何かうまくいかないことがあって、
この文章を読む機会があったとしたら…
自分の傾向について、
あらためて知ることができるかもしれない。

さて、この一年は、
或る意味、子育てクライマックスだな。

その覚悟をここに書き記しておくことは、
…自分のためでもある。


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