20100124
でじたけ流 教育論第495回

呑まれて呑んで-digitake.com


この間…
高1の長男の友だち数人が、うちに泊まった。

ポテトチップをつまみながら、
女の子のようにおしゃべりしたり、
ゲームをしたり…。

健全といえば健全だけど、
自分が同じ年頃の時を思い返すと、
そんなんで楽しいのか?
…なんて思ってしまう。

そういえば先日…
中学時代の友人たちと久々に酒を呑んだ。

いつも逢ってるメンバーに加え、
ほぼ30年ぶりに顔を合わせた連中もいた。

話が弾んで、日本酒をグビグビやってたら…
「昔から日本酒だね」と言われた。

そう…中学の時から、ね。

別に無理して大人ぶることもないし、
どうせ酒の味なんてわからない。
けど…
一緒に背伸びして、
一緒に親に内緒のことをやる。
…その想い出は一生もんになる。

与えられたものの中で満足しようとするなんて、
やっぱり…つまんないじゃないか?

与えられたものの中で失敗しても、
結局、与えた人のせいにしてしまうだけだし、ね。

父親があんまり呑むもんだから、
呑むとどうなるのか、
わかったつもりでいるかもしれないけれど、
二日酔いの辛さは
…自分で体験しなきゃわからんぜ。

どうせ失敗するなら、
失敗できるうちにした方がいい。

別に酒を呑むことを
無理やり奨めはしないけど…
少なくとも男は呑めた方が得だろう。

その修行は、もう少し先にするとしても…
何かもっと友だち同士で
親の目を盗んだ計画に胸をときめかさないものか。

せっかく青春なのに。

それとも…
すっかり目を盗まれているだけ…か?


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