この間…
高1の長男の友だち数人が、うちに泊まった。
ポテトチップをつまみながら、
女の子のようにおしゃべりしたり、
ゲームをしたり…。
健全といえば健全だけど、
自分が同じ年頃の時を思い返すと、
そんなんで楽しいのか?
…なんて思ってしまう。
そういえば先日…
中学時代の友人たちと久々に酒を呑んだ。
いつも逢ってるメンバーに加え、
ほぼ30年ぶりに顔を合わせた連中もいた。
話が弾んで、日本酒をグビグビやってたら…
「昔から日本酒だね」と言われた。
そう…中学の時から、ね。
別に無理して大人ぶることもないし、
どうせ酒の味なんてわからない。
けど…
一緒に背伸びして、
一緒に親に内緒のことをやる。
…その想い出は一生もんになる。
与えられたものの中で満足しようとするなんて、
やっぱり…つまんないじゃないか?
与えられたものの中で失敗しても、
結局、与えた人のせいにしてしまうだけだし、ね。
父親があんまり呑むもんだから、
呑むとどうなるのか、
わかったつもりでいるかもしれないけれど、
二日酔いの辛さは
…自分で体験しなきゃわからんぜ。
どうせ失敗するなら、
失敗できるうちにした方がいい。
別に酒を呑むことを
無理やり奨めはしないけど…
少なくとも男は呑めた方が得だろう。
その修行は、もう少し先にするとしても…
何かもっと友だち同士で
親の目を盗んだ計画に胸をときめかさないものか。
せっかく青春なのに。
それとも…
すっかり目を盗まれているだけ…か?