20100110
でじたけ流 教育論第493回

自分のことは後回し-digitake.com


毎年、元日は隣の実家に
うちの家族、それに弟の家族が集まる。

うちの子供たちは3人。
弟のところは2人。
総勢11人のうち、女子供の8人が
…お年玉対象者となる。

この出費は…結構バカにならない。

妹のところにも2人の子供がいるが、
ハワイに住んでいるので、
あいにく…というか、幸いに
お年玉を渡すことはできないが…
今年、弟のところには
3人目が生まれるので、
来年の正月はさらに出費がかさむなぁ。
…また今年も頑張って何とか稼がないと。

年末年始。
私もカミさんも仕事に追われていたので、
大掃除は子供たちが中心となった。

いかんせん、
普段は自分のことしかやらない子供たち。
ともすれば、
自分のことさえまともにはやっていないけれど、
代わりにやってくれる親がいない時には、
腹が減っても自動的にメシは出てこないから、
メシの準備から後片づけまで
全部自分たちでやらなければならない。

親が戻ってきて
台所に汚れた食器でも重なっていようものなら、
さぁ大変! 速攻で片づけを命じられる。

きわめて当たり前の話なのだが、
こうしたことは頭ではなく
習慣として身体で覚える必要がある。

そこで今年、子供たちに課した命題、
それは…
自分のことは後回し

まず言われたことを真っ先にやるようにする。
すぐにできると思っていることでも、
後回しにしたら億劫になってしまうし、
やっていないところを見られれば、
それは間に合わなかったことになってしまう。

そもそも仕事で金を得る、ということは
他人のために何かをして、その対価を得ることである。

自分のために勉強だけしていても、
まったく偉くはないし、自慢にもならない。

誰かの役に立って、
はじめて自分の居場所が与えられる

…ということを
今年はあらためて徹底的に叩き込んでいきたいと考えている。

お年玉は対価ではないけれど…
それによって中味は変わっちゃうぞ、やっばり。


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