20091220
でじたけ流 教育論

第490回

勝手に学べ!-digitake.com


土曜日の朝…
子供たち3人の学校は休みだが、
私もカミさんも朝から仕事。

カミさんは6時半出。

中1の長女は、
部活の試合だとかで早起きして、
私より早く家を出た。

高1の長男も、
学校で何かがあるとかで、
私より早く出る予定だったはずだが
…寝てる。

日中、独りで留守番することになった小4の次男。

宅配便で荷物が届くことになっていたので、
受取り方の確認をするために起こすが、
目をつぶったまま生返事をしてる。

「宅急便が届くから受け取っておいてくれよ」
「う〜ん」
「受取り方は、わかるか?」
「ハンコ押すんでしょ…」
「宅配のふりした泥棒だったら、どうする?」
「最初に玄関のカメラで見るから大丈夫」

ひたすら目を閉じたまま答えてる。

子供中心で育てられる第一子に比べて、
二人目、ことに三人目くらいになると…
親も慣れてくるし、手も廻らなくなってくるし、
ほったらかしの場面が増える。
そのうえ、すでに家庭は子供中心ではなく、
限りなく大人ペースになってたりする。

ほったらかしだから何もわからないかというと
…決してそうではない。

教わることに慣れていて、
教わらないとできるようにならない上の子と違い、
目上がやっていることを見よう見まねで覚えてる。

だから、こんな場面で、
教えてないことを知っていて、
ちょっとびっくりすることも少なくない。

さて、第一子…長男はというと…
いつもは遅刻しないように起こしてくれる
母親がいないと、いつまでも寝てる。

私はこういう場合…決して起こさない。

結局、私が出かける頃になっても寝ていたけど
…その後、どうなったのかは知らん。

わかるのは…
親に起こされて、あわてて飛び起きた時にも増して、
自分で何かを感じて学んだだろう…ということのみ。


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