このところ帰宅が深夜になることが多く、
ほとんど子供たちの寝顔しか見てない。

高校生、中学生ともなると…
夜更かしにはなってくるし、
それにつられて
…というか、独りで寝るのが怖くて、
小学生の次男も寝るのが遅くなってしまうが、
それにも増して遅い時間に帰るので、
さすがに落ち着いて話すことは叶わない。

特段、何が話さなければならない
…ということもないし、
一緒にメシでも食っていれば、
行儀の悪さに
小言ばかり口にすることになるんだけど、ね。

案外、こうして寝顔だけ見ている方が、
お互いストレスはないのかもしれないな。

あいかわらず、うちの家族は
5人が川の字に寝ていて…
大中小の「同じ種類の顔」が並んでいるのを見るのは
…実に楽しい。
我が家も、よく繁殖したものだと関心しちゃう。

高1の長男は…とにかく寝言が多い。
それもハッキリとした寝言を言う。

「はいっ！」とか、
「わかったよ〜」とか。

だいたい…
こっちが寝付きそうになった頃、
突然何か言い出す。

うるせぇなぁ…と顔をしかめることになるが、
この間、長男が
寝ながら次男の名前を叫んだ。

すると次男が「なぁに？」と答える。

あ〜あ、次男まで起こしちゃったよ…と
次男を見たら…しっかり寝てる。

つまり、寝言で会話してたわけ。

そうなるとこっちは…可笑しくて眠れなくなる。