20090118
でじたけ流 教育論

第442回

恐怖の夜


ゴールデンタイムの「恐怖映像特集」。
怖いモノ見たさで
家族そろってギャーギャー言いながら
見たのはいいけれど・・・その晩は大変。

受験勉強中の中3の長男と
家事をするカミさんを残して寝室に行くと、
うちで私に次いで体重の重い小6の娘と、
小3の次男が布団にかたまって来る。

・・・で、深夜に何度も起きる。

こうなることはわかっていても、
こっちも半分おもしろがって見せてるんだけど、ね。

UFOの映像は、
ちょっとロマンがあってワクワクする。

しかし、心霊写真は・・・何とも暗い。

最近の心霊写真は、
写真じゃなくてビデオになってるんだな。

すべてを否定するつもりはないけど、
いかにも「作りました」というのも多い。

今のパソコンがあれば、
この程度の画像はいくらでも作れちゃうだろう。

学生時代には
8mmフィルムで映画を撮っていたけれど、
もしあの当時に今並みのパソコンがあったら
・・・自分でも絶対に作ってたと思う。

こんなのとか・・・

あるいは、こんなのとか・・・
http://jp.youtube.com/watch?v=up5jmbSjWkw

・・・本物だったらスゴイけど、ね。
2番目の埋め込みできない映像は、
テレビでもやってたけど、
撮影者の「ハッ」と息を呑むリアクションがリアル。

心霊ビデオの場合、
まるでCMのように次から次へと登場するけど、
いったいあの後どうなったんだよ?と首をかしげちゃう。

そういえば、こんな話をしてる人がいた。

霊というものは本当は存在しなくて・・・
例えば生きてる人でも、
その場所で強烈な思いをすると、
その念のようなものが
通常の方法では測定できない
残像として残ってるんだ、と。

つまり、残像には何の意思もなく、
ただそこにあるだけの、
いわば石ころのようなものかもしれない。

UFOと言われるものの多くが、
特異な自然現象なのと同じで、
確かにそういうこともあるかもしれないな。

映像で紹介した2つのUFO映像は、
本物だとしたら
自然現象では説明できないし・・・

真っ暗な寝室で・・・
私のおでこのあたりをペタンと叩く小さな手は
真夜中に手探りで私を捜す
次男の確かな意思によるものだろうけど。

そもそも・・・
わからない、理解できない
・・・ものを人間は恐れる。

わかっていることなら対処できるが、
わからないことには対処できないから。

何はともあれ、
今うちで一番不安を感じているのは
高校受験を目前に控えた長男。

だけど・・・
いきなり抜き打ちテストがあるわけじゃなくて、
受験日はわかってるんだから
・・・不安がっていても意味はない。
ただ、対処するのみ。



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