20081019
でじたけ流 教育論

第429回

ペンキまみれの連休


先週の三連休は
家族そろって久々に休みらしいことをした。

ウッドデッキのペンキ塗り・・・。

このところ仕事が詰まりすぎて、
少しのんびりしたいとも思ったけど、
私用のたまってしまったので、
覚悟を決めて取り組んだ。

もともと「何もしない」のは苦手だから、
別な筋肉を使っていた方が、
かえってイライラしなかったりする。
・・・貧乏性ってことか。

ここ4年間、
まともなメンテナンスもしなかった
少し広めのウッドデッキ。

日当たりがいい側は、
すっかり塗装が飛んでしまい、
日当たりが悪い側は、
コケが生えていた。

1日目は清掃・・・
高圧洗浄機で洗い流す。

乾いたところで2日目から塗装開始。

足場を確保しなければならないので、
塗り残した部分を3日目に塗って、
ようやくひととおり完成。

子供たちにも手伝わせたが
・・・どうも長続きしない。

最初は好奇心でやってみたくなるようだが
・・・すぐに飽きて、遊びに行きたくなる。

・・・が、そんな中、
一番頼りになったのは小6の長女。
なかなか手早く確実だ。

ペンキを塗るのと絵を描くのには
共通点がある。

まずは筆遣い。

手にした筆が、
どういう角度で、どんな線を描けるのか、
そのことが最初に頭に入らないと、
素早く塗ることができない。

素早く塗れないとイライラしてきて、
やがて放棄したくなってしまうが・・・
さっさと塗れれば
イラ立つ前に達成感が後押しして、
次から次へと作業が進む。

美術が苦手な中3の長男は早々に脱落。
妹に皮肉を言うも、
黙々とペンキを塗り続ける長女の耳には届かず
・・・完敗。

どんな理屈をこねようと・・・
やってる人間にはかなわない、な。



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