20080824
でじたけ流 教育論

第421回

男の感性 女の感性


美貌の幽霊日本画家、
松井冬子女史の
ドキュメンタリーの録画を見ていたら・・・
小3の次男と、小6の長女が
・・・ナニ、ナニとのぞき込んできた。

大人が見ても怖い絵。

次男は即座に目を覆ったが・・・
長女の反応は違っていた。

ひたすら絵をジッと見ていた。

「怖くない?」と聞くと
「怖くは、ない」と答える。

そして・・・
「でも、可愛そう」だと言った。

ああ、こいつはやっぱり女なんだな
・・・と思った。

松井冬子女史の絵は女性に人気が高い。

男性の多くは「怖く」て目を覆う。
しかし、女性は・・・
自分のつらさを代弁してくれている
・・・と見るらしい。

男は生まれた時には、
まだ男でも女でもなくて・・・
鍛えられることによって男らしくなっていく。
一方、女は・・・
生まれた時から女だ。

・・・というのが私の持論。

松井冬子女史の絵と
次男、長女の反応を見ていて、
また、そのことが間違いないと感じた。

最も男はね・・・
鍛えると言えば聞こえはいいけど、
結構モラリストで、
実は自分の中にルールを持っていなかったりする。

その自信のなさが
腕力を強くしようとしたり、
松井冬子女史の絵を
怖いと感じさせるのかもしれない。



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