20080706
でじたけ流 教育論

第414回

臨時主婦


珍しく・・・
カミさんが一人で外泊する機会があった。

ひと晩くらいのメシは
スーパーで出来合いのおかずを買ってくれば、
どうということはないのだが・・・

小6の長女が
家庭科の実習で習った野菜炒めを作る
・・・というので任せてみた。

なるほど・・・
野菜を入れる順番をちゃんと考えていたり、
調味料もいろいろ使ったりしていて
・・・なかなか料理らしい。

子供が大きくなってきて・・・
自然に男と女の役割が別れてくるのは
・・・何とも不思議。

中には料理が好きな男性もいるだろうけど、
私が作ったら・・・
刻んでフライパンに入れて、
ソースぶっかけて、
どうしようもなくなったら
卵で固めてしまうだけ・・・だもんな。

ごはんにケチャップをぶっかけて炒めただけの
栄養のことなど何も考えていない
「火星(の表面)ランチ」は
・・・子供たちには評判はいいんだけど。

次男が箸や皿を並べ・・・
後片付けは長男が。

最もこれくらいのことは・・・当たり前だけど。

長女の料理は、なかなか好評だった。

翌朝は平日。

中3の長男には
弁当を持たせなければならない。

朝寝坊の長女は、
弁当までは手が回らない。

そこで・・・
前日に買っておいたウナギを温め、
私が弁当を詰めた。
蒲焼きならそれだけでおかずになるし。

ただ詰めても面白くないので・・・
蒲焼きをごはんに埋めて、
上にはお新香だけ乗せた。

パッと開くと、お新香だけしか
おかずがないように見えるように(笑)。

本当は「一瞬・日の丸弁当」にしようかと思ったけど、
ウナギと梅干しは食べ合わせが悪いから、ね。

実際には弁当箱を斜めに持っていったために、
ウナギとごはんが
グチャグチャになってしまったらしい。

これである意味・・・
母親のありがたみは痛感できたろう。



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