20080629
でじたけ流 教育論

第413回

次男のスケジュール


中3の長男と小6の長女が
急激に大人びてきたのに対し・・・
小3の次男は、あいかわらず子供らしい。

上の2人と並んで
小さく見えるのは当然だが・・・
親に似て体の小さいので、
実際の年より小さく見える。

おかげで、いまだ時折、
幼稚園のふりをして
電車にタダ乗りさせちゃうけど、ね。

長男が小さな頃は
親も子供というものに慣れていなくて、
わりと子供中心に
家族の時間が流れていた感じだが・・・
3人目ともなると、
いい意味でも悪い意味でも、
すっかりそんなペースではなくなってくる。

そんな中で・・・
まだ幼さを残す次男が、
自分の居場所を確保するためには、
背伸びをするより、むしろ赤ん坊返りをして
注目を浴びた方が早い
・・・という本能も働いているみたい。

また、あんまり演出し過ぎると、
上の2人から「かわい子ぶりやがって」と
子供同士ならではの
手加減のない強烈なバッシングを
受けてしまうのだが・・・。

確かに小3にもなれば、
少しは自分で自分のこともできなければならない。

そこで次男が
一日のスケジュール表を作った。

絵文字だらけの
一見わけがわからないスケジュール表だが、
説明を聞いてみると、
一応はちゃんとやるべきことは書いてある。

そして最後に・・・
「今日の夜のスケジュールは、
 お父さんと一緒に寝ることになってるから」
・・・と言って歯を磨き始める。

スケジュール表を盾に
大人を思い通り動かす新たな手を考案したようだ。



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