20071021
でじたけ流 教育論

第377回

ふたつの誕生日


10月は長男と次男の誕生日がある。

今月で次男は8歳になり、
長男は間もなく14歳になる。

誕生日といえば
何といっても楽しみなのがプレゼント。

買い物に出かけた時に
何かほしいものが見つかれば、
「今度の誕生日にこれ買って」
・・・なんて、1年も前から言っていたりする。

今年の次男のプレゼント希望は、
さんざん迷った挙げ句・・・
TVゲーム・・・ではなく、
撃ち合いをして
光が当たるとビービー鳴る
光線銃のオモチャになった。

悩むポイントは・・・
1人で楽しめるもの、か
誰かと一緒に遊べるもの、かだった。

そして、次男は後者を選んだ。

長男と家中を走り回って
光線銃の撃ち合いをしている。

ドタドタ、ギャーキャー、ビービー
やかましくてしょうがないが・・・
声も聞こえずピロピロした音が流れているより、
はるかに「子供たちが遊んでいる」感があり、
うるさいながらも
反面心地よかったりする。

さて、中2の長男は・・・
「何がほしい」とは言ってこなかった。

本人にしてみると、
部活のバトミントンを買ってもらったから、
それていい・・・と言う。

もう、オモチャをねだる年じゃないんだな。

やっぱり・・・
子供が子供らしい時というのは
アッという間だ、ね。

ドタドタ、ギャーキャー、ビービー・・・
そんな騒ぎを聞くのも
・・・今だけの楽しみ・・・か。

こうした思いは
親なら誰しもが感じることだろうけれど・・・
その渦中にあって、
こんな風に客観的な、
ある意味のんびりしたことを言っていられるのは
・・・父親だからなんだろう、な。



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