20070708
でじたけ流 教育論

第362回

ゼラチン息子


中2の息子が、だいぶ色気づいてきた。

格好など二の次
・・・で遊び回っていたのは、もう昔の話。

まるで「デスノート」の「キラ」のような
髪型にしようとしてみたり、ね。

そういえば息子の友達たちも、
みんな同じような髪型をしている。

我々の世代でいう
聖子ちゃんカットみたいなものか。

やたらと長いモミアゲを切れば、と言うと
「みんなもそうしてるから、いいじゃん」
・・・と反論する。

みんながそうしてるんだから
変えないことには個性も何もない
・・・と思うのだが。

うちの夫婦が背が低いもので、
息子たちも当然クラスでは小さな方だ。

このところ中2の息子は
何とか背を伸ばそうと、
いろいろ工夫をしはじめたらしい。

そのひとつが・・・
牛乳にゼラチンを混ぜて飲む
・・・というもの。

普通のスーパーでは
ゼラチンは小箱でしか売っていないので、
カミさんは業務用のスーパーに
お徳用を探しに行くと言っていた。

そういえば私も・・・
少年時代には何とか背が高くならないものかと、
いろいろ考えたものだ。

しかし、いつしか・・・
そういうことは一切気にならなくなった。

背の高さより、声の大きさの方が
他人に与える影響が強いことを知ったから
・・・かな。

ともあれ我が家としては
少しでも両親の身長を超えて
大きく育ってほしいとは思うのだが、
中味が幼いままでは・・・困るよ。

とくに小2の次男と
本気でケンカばかりしてるようでは、ね。


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