20010204
でじたけ流 教育論第35回 族はわる

風邪の季節・・・
通勤や通学でイヤでも人混みに出なければないない人は避けようがないと思うけど・・・

滅多に人混みに出るコトはない私の場合
風邪をひくプロセスは、おおよそ決まっている。

まず、子供たちが幼稚園や学校から風邪の菌を運んでくる。

うちは部屋数が少ないんで・・・
家族5人が布団を敷き詰めたひと部屋で寝ている。
すると、もうそこは風邪菌の巣窟と化しているワケ。

私が本格的に忙しい時には・・・
子供たちが寝てから戻ってきて・・・起きるまでの間は、まだ仕事をしているから
いっしょに寝るコトは少ない。

ところが、比較的ヒマな時には・・・
子供たちといっしょに寝るうえ、気も緩んでるから間違いなくうつされてしまう。

何せ鼻先10cmのところでゴボゴボやられるからね。
しかも、3人に代わる代わる。

布団の面積は、かなりあるはずなのに・・・
一番端に寝ている私のところまで転がってきては・・・ゴホゴホ。

子供って寝ている時も、つねに運動をしているようなモノで・・・寝相の悪いコト悪いコト。
何かにぶつかるまで止まらずに転がるし・・・
見てると、一度ムックリと起きあがって反対方向に倒れたりしてる。

布団の面積を一番有効に使っているのは、小さいモン順って感じで・・・
大人が最も縮こまって寝てる状態。

おとなしく寝ろ体育館みたいに広いところに布団を敷き詰めて・・・
朝まで、いったいどれくらいの距離を移動するか・・・実験してみたいくらいだ。

そのクセ、布団に入る時には・・・
これは自分の枕だとか、隣の毛布が自分の陣地に入ってきてるとか・・・うるさい。

さすがに、まだ1歳の次男は、そういう主張はしないが・・・
7歳の長男と間もなく4歳になる長女は、いつもそんなコトでケンカになる。

なわばり意識があるっていうコトは・・・
逆に言うと、自分が何を大切にしているかというコトはハッキリしてきたワケで・・・
いわば価値観の目覚めとも言える。

オモチャでも取り合いになるモノとならないモノがあるしね。

ああ、オモチャの取り合いなら、もう次男と長女はやってるな。
最近では長女が次男に泣かされるという場面も出てきた。

長女も親の見てないところでは、次男をひっぱたいたりしてるみたいだけれど・・・
親が見てると手が出せないから、悔しくて泣いちゃうワケ。

同じコトが長男と長女の間にもある。
不思議と長男と次男の間にはないんだけれど。

そこで、今度は長男が母親にあたる。
もちろん母親は怒るんだけど・・・最終的には母親の愚痴を私が聞く。

で、私はどうするかと言うと・・・
こうしてホームページに書くコトで、何とか消化しているという感じ。

そこでダンナが突っぱねちゃうと・・・
カミさんにストレスがたまって、危険な方向に行っちゃうのかもね。

人間、どこかにハケ口はないとつらい。
風邪だって・・・誰かにうつせば治ると言うし。

できれば建設的で・・・
少なくとも他人に迷惑のかからないハケ口を見つけるのが・・・
ストレスの多い現代人の知恵かもね。
便利な道具はたくさんあるワケだし・・・ね。

でじたけ流 教育論

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