20070429
でじたけ流 教育論

第352回

長男の反抗期


この春、中2になった長男・・・
いよいよ反抗期がはじまったらしい。

・・・らしい、というのは
私の前ではオモテだった反抗をしないから。

母親に対しては結構反抗しているという。

時々、私に対しても反抗的な目つきで睨むけど、
そんな態度をとろうものなら、
こっちがもっと恐ろしい目つきになっちゃう。
ヘタすりゃ鉄拳が飛び出す。

かなり背丈は伸びてきたとはいえ、
まだまだ私の腕周りの方が
長男の2倍はあるから、ね。

反抗期・・・っていうのは
・・・成長期でもあると思う。

つまり・・・
急激な成長で
心と体のバランスが自分でうまくとれない。
だから八つ当たりしたり、ね。

例えは悪いけど・・・
体が思うように動かなくなった年寄りも
同じようなことはあるだろう。

介護のパートに出てるカミさんからも、
よくそんな話を聞く。

バランスが崩れると、
とにかくイライラするんもんだよ、人は。

収入と支出のバランスが合わない。
金がない時だってイライラするし、
腹が減ってたり、眠い時だってイライラする。

新しいバランスを保てるまで
・・・イライラは続く。

金がない時にはない時なりの、
腹が減っている時には減っている時なりの、
そういう時にしかできないことを見つけない限り、
イライラからは抜け出せないし・・・
イライラしているだけ損だ。

本当に体が成長している時には、
時が来るまで
自分ではどうしようもないんだけれど・・・
そういう反抗期の頃を思い出して、
そんな中でどんな楽しみ方を見つけていたのか
思い起こしてみるのもいい。

無意味に怒っていた分、
無意味に笑っていたことも
・・・あるじゃないか。


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