20070211
でじたけ流 教育論

第341回

父の口調・母の口調


中学生になった長男は、
このところ部活に熱中して
家にいないことが増えた。

休日も部活。
で、カミさんが出かけていて
私が家で仕事をしていると・・・

残された小4の長女と小の次男は、
それぞれの友達を交えてよく遊ぶ。

夕方・・・
友達が帰って
散らかったオモチャを片づけはじめると、
長女が、なかなか片づけようとしない次男を
しかりとばしている声が聞こえてくる。

その内容と口調は、
普段カミさんが子供たちを叱る時の口調と
ウリふたつだ。

普通のペースで話している時には、
さほど似ているとも感じないのに・・・
怒った時の口調が
そっくりになるのは、どういうわけだろう?

つまり・・・
本性が同じ、ということか。

怒ったり、驚いたりした時の行動に、
その人の本性が見えることはよくある。

温暖な気候の中では、その人が
暑がりなのか、それとも寒がりなのかは、
よくわからないけど・・・
汗ばむほどの暑さや、
凍えるほどの寒さの中で、
その人がどんな行動にでるかで
・・・それは、ハッキリわかる。

話は変わるけど・・・
うちでも、とうとう子供用の携帯を買った。

子供用・・・というか
自宅用なんだけど、ね。

私とカミさんの携帯を
ソフトバンクに変更して、
家族間で通話する時には
例の「通話料0円」のプランを使おう
・・・というわけ。

新しい携帯を試そうと
自宅に居ながら自宅宛に電話してみた。

それを知らずに次男が
自宅の電話をとった。

つながると通話料がかかってもったいないので
即座に切ると・・・次男は

「誰でぇ、バカにしやがって!」

・・・と、
ふてくされながら受話器を叩きつけた。

1年坊主にしてはオッさん臭い。

あれは・・・
いつもの私の姿なのか?


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