20070114
でじたけ流 教育論

第337回

新春食中毒事件


納豆業界は品薄で
嬉しい悲鳴を上げているようだけど
・・・不二家はえらいことになってるね。

食を扱う業者は
メーカーであれ、飲食店であれ
儲かれば利幅は大きいが、
一度安全を損なうような事態を起こせば、
ゼロどころかマイナスに転じてしまう。

昔、矢沢永吉が「若い広場」で言った。

「プラス1を望めば、
 背中合わせにマイナス1。
 プラス10を望んだら、
 マイナス10もつきまとう」

さて・・・
実はこの正月、私はひどい下痢にみまわれた。
原因はどうやら・・・食中毒。

スーパーで購入したカツオのたたきに当たったらしい。
5人家族のうち、
そのカツオを口にした私と娘だけが
腹痛と下痢になったので、まず間違いない。

正月早々、娘と2人で近所の医者に行った。

症状はノロウイルスに似ているし、
食中毒なら普通は発熱するらししいが熱はない。

しかし・・・
家族5人中、2人だけが
食後1時間程度で腹痛を起こしているというのは
・・・やっぱり、食中毒の疑いは強い。

この症状が2〜3日も続くようなら、便の検査をして
ノロウイルスかどうかを判定する必要があるが、
1日程度でケロッと直るようなら食中毒。

・・・と診断されて、
下痢止めをもらって帰宅。なお、グッタリ。

もちろん・・・このまま黙っているわけにはいかない。
スーパーに即電話する。

ほかの客からは何の苦情も寄せられてない、と言うが

「家族そろって人混みに出かける機会の多い今、
 まさか食中毒とは思わずに、
 ノロウイルスだと思っているんでしょ」

・・・と言及。
さらに・・・

「今すぐ、しかるべき場所に訴えてどうことじゃないんだ。
 食中毒の疑いが濃厚であることは間違いないんだから、
 まずは売り場とバックヤードの細菌検査をして、
 客が安心して買い物できるようにしてもらうことが
 緊急課題でしょ」

・・・と納得させ、行動に移るよう指示した。

幸い1日安静にしていたら、娘もケロッと直った。

私もお粥ばかり食べて、酒を飲まなかったせいか、
かえって腹がスッキリした感じ。

元気になったら・・・
残るはスーパーへのその後の対応だ。

細菌検査をしたというスーパーは、
検査には問題なく、その検査結果も見せるというが、
たまたま痛んでいたかもしれない、とやや弱気。

とりあえず医者の領収書を持って
店長に会いに行くとだけ伝えてある。

きっと・・・
ビクビクしながら待っていることだろう。

そして・・・
電話ではなく、私に直に会ったら、
そのビクビクはガクガクになるかもしれない。

カミさんには、
「あのスーパー、気に入ってるんだから
 脅さないでよ」
・・・と言われているけど、ね。

その結果は・・・また後日。


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