20061203
でじたけ流 教育論

第331回

結論と対応


我が家のホットなアクシデント。
中1の長男が家の鍵をなくした、という。

小1の次男には、
まだ鍵を持たせることはないが、
中1の長男と小4の長女には
必要に応じて鍵も持たせることがある。

私は戸締まりのチェック、というか
いわゆるセキュリティには
結構うるさい方で・・・
何重にも鍵をかけたうえ、セコムにも入ってる。

とくに取られて困るような
高価な物などないが・・・
以前、車のキャンバストップを
カッターで切られて、
中の小銭を盗まれたこともあって、
そういったことが起こると、
直接の被害より、
破損部分を直したり、交番に行ったりという
何かと面倒なことが多いのが嫌なのだ。

だから・・・
見た目にも入りづらそうな感じで
鍵をかける。
セコムのシールも貼りまくる。

おかげで、
近所で空き巣が多発した時にも
我が家には被害はなかった。

そんな風だから、
鍵がなくなったとなんて聞いたら、
すぐに鍵を交換しなければ、と思う。

長男に徹底的に探せ
・・・と言ったことはもちろんだが、
締め切りを決めた。

いついつまでに探し出せない場合には、
即、鍵屋を呼んで、鍵の交換を依頼する。

かかった費用は
貯めている小遣いから長男が支払うこと。

結局、鍵は見つかって
ことなきを得たのだが・・・
鍵の交換は、結構何万円もかかったりするので、
もし見つからなければ、
長男の貯金はスッカラカンになったことだろう。

最近何かにつけてよく感じるのは・・・
結果や結論は急ぐと大きな失敗をしかねないが、
対応は急がないと大きな失敗に結びつく
・・・ということ。

ここで長男に、
もう二度と鍵を持たせない
・・・というのは結論を急ぐことだ。

でも・・・
すぐにも鍵屋を呼ぶ必要があるから
鍵を探すための時間を区切ることは
・・・対応を急ぐことだと思う。

そして・・・
対応は自分でてきても
結論を出すことは
実は自分ではできないことも少なくない。

結果は対応の積み重ねで得られるもので
自分で強引に作り出すものではないだろう。

今回の対応で
今後、長男がどんな結果を出してくれるか
・・・親として、あるいは先輩として、
精一杯の対応を見せて、そこに期待するしかない。


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