20051023
でじたけ流 教育論第274回

今を見てくれ


長男が修学旅行に行ってきた。

今回の写真は私へのおみやげで
金運が良くなる小判。

わりとズッシリしていて、いい感じ。
さすがは父親の好みをよく知っている。

もう半年で小学校も終わり・・・か。
やっぱり
子供が子供でいる時間は
すごく短い、ね。

自分が子供の頃を思い返してみてもそうだけど、
年数で言えば何年間かはあっても
子供時代の思い出、と言われて
すぐに思い起こされることは
せいぜい片手で数えられる程度のこと。

あんなに長かった学生時代も
すべて、いくつかのエピソードに
凝縮されてしまう。

もっと遠くから見れば・・・
人の一生なんてのも同じようなものだろう。

ここにも偉人のエピソードを
相当書いたけど、
その人の人生が80年あったとしても
歴史に残るエピソードが起こったのは、
わずか半年、1年のことだったりする。

どこが人生のピークかは
過ぎ去ってみなければわからないけれど、
そこそこ、いい年になったら
いつまでも「課程」のつもりでいたり
これからの「可能性」ばかり
語ってもいられない。

今に見ていろ・・・ばかりじゃなくて、
今を見てくれ・・・と
言えるようにならないと、ね。

子供は今の親の姿を見ているわけだから。
少なくとも物心ついた
子供がいる年になっていたら、ね。


でじたけ流 教育論

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