20050925
でじたけ流 教育論第270回

270 尻文字騒動


子供たちのけなげな真剣さには・・・
感動する、というより
・・・いつも大爆笑させられる。

小6の長男、小3の長女、
そして年長組の次男に友達が加わって
うちで何やらゲームをしていた時のこと。

罰ゲームは、
尻文字で自分の名前を書く
・・・ということになったらしい。

「尻文字」と言えば
腰をクネクネさせながら
しりで文字をなぞることなんだけど・・・

最初に負けた次男は、尻文字と聞いて
「仕方ないなぁ・・・」と言いつつ
みんなに背中を見せて
ペロンと自分の尻を出した。

つまり、
尻に文字を書かれることだと
思っていたらしい。

そこで、また誰かが悪ノリして
「その方が面白い」ということになり
次男はケツに名前を書かれるハメに。

ゲームが続き・・・
次に罰ゲームになったのは長女。

さすがに「尻を出すは嫌だ」と言うので
おでこに書くことに・・・

ペンを持ったのは長男。

ここで素直に
名前を書けばよかったものを
せっかく、おでこに書くんだからと
「肉」とひと文字。

普段からケンカになると
「デブ」と言われている長女は
鏡を見て激怒。
おでこに「肉」と書いた顔を
真っ赤にしながら長男に迫って行く。

そこに
「罰ゲームだから仕方ないだろ。
 お姉ちゃんはズルい」
と飛び込む次男。

夏休みが終わっても
こんな大騒ぎが・・・
週に何度、いや、日に何度となくあるわけだが、
よほど危険なことでもない限り、
基本は「ほったらかし」。

解ケツは自分たちで。

それでも
どうにも、やかましい時には一発。
でも・・・
基本的には
いつまでも泣いている奴の負け
・・・というのが我が家のルールだ。

自分の兄妹ゲンカを思い起こしてみると、
いったい何でケンカをしていたのか
さっぱりと覚えていない。

うちの子供たちの場合には・・・
これを読めば嫌でも思い出すだろう。


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