20050522
でじたけ流 教育論第252回

252 家庭という温室


どんな一流ホテルのスウィートより
くつろげるのが、何といっても家庭。

だけど・・・
反面、あまりに休まり過ぎると
外へ出て戦えなくなってしまう
・・・ということもある。

だから、引きこもったりする人が
いるんだろう、ね。

うちのカミさんが5歳の次男坊に・・・

「嫌いな食べ物ある?」
・・・と尋ねたら、次男坊はしばし考えて、

「お父さんに言わない?」
・・・と聞き返してきたらしい。

そんなことを
好き嫌いを許さないオヤジに聞かれたら
徹底的に食わされるハメになるから、ね。

家庭には少なくとも一人は
怖がられる存在がいた方がいい
・・・というのが私の持論。

別に威張りたいから・・・じゃなく、
適度な緊張感のために。

自分の子供は可愛いから
可愛がっているだけの方が
本当は楽なんじゃないかな?

でも、それじゃあペットと同じ。
いや、ペットだって
可愛がっているだけじゃあ、
部屋中にションベンをまき散らしてしまう。

どんな温室だって・・・
時には新鮮な風を通さないと
空気は淀んで、
・・・かえって不健康じゃないか。


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