20050306
でじたけ流 教育論第241回

241 他人を愛して強くなる


子供を取り囲む環境が
いよいよ物騒になってきた。

嫌なニュースばっかりだ。

昔は昔で
やっぱり「物騒になってきた」
と感じることも
少なくはなかったんだろうけど・・・

情報社会のおかげで
いい面でも悪い面でも
すべてに加速がついているように思う。

最も・・・
こういうことを
かなり真剣に考えるようになったのは、
自分が「親」になったからだろう。

「親」にならないまでも
真剣に他人を愛するようになると
世間の騒動が
自分の大切な人に
悪影響を及ぼさないかと心配になる。

自分ひとりなら
どうにかするけど・・・
自分以外の人を「守る」というのは
かなりのエネルギーを必要とする。

それが本当は・・・
生きる力、なんだけどね。

自分しか愛せない人がいたとしたら
きっと終いには、どうでもよくなって
生きる気力をなくすだろう。

そして・・・
真剣に誰かを大切に思うことが、
その大切な誰かに迷惑をかけない
自分を作ることにもなる。

「親」になると
どんなにグータラだった奴でも
それなりの大人になるのは
そういう気持ちが芽生えてくるから
じゃないかな。

「親」になってもなおかつ、
そういうことに気づかないでいると・・・
やがて大きなしっぺ返しが
必ず来るよ。

子供・・・からね。


でじたけ流 教育論

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