今住んでいるこの横浜は
東京から40kmくらいの距離。
湘南新宿ラインなんてのもできて
新宿までJRで
45分くらいあれば行けてしまう。

ところが
何も東京にまで行かなくても
近所には大型店舗がいくらでもあるから
よほどの用事でもない限り
東京に出ていくこともない。

ましてサラリーマンではないので
通勤の便を考える必要もない。

一応、事務所は自宅とは別な場所だけど
車で5分だし。

・・・と、一般的には
非常に恵まれた場所に住んでいながら
実際、東京に出る必要性に乏しいと
何も首都圏にこだわる必要はないんじゃないか
なんて思うことも、しばしば。

時折、地方に足を踏み入れてみると、
どこに行っても24時間営業の店はあるし、ね。

同じ予算で家を買うなら
絶対に地方の方が広々した家に住めるし、
いい景色もあるだろう。

いくら金を出したところで
都会じゃ、コンクリートだらけの
景色しか望めないからね。
皇居にでも住めれば、別だけどさ。

そこで考えた。
晩年は田舎に暮らすのもいいんじゃないか、と。

実際、そういう人も多いようで
ネットで検索してみると
定年後に田舎暮らしをするための
物件のページが実に多い。

無論、子供たちを
独り立ちさせてからの話にはなるけど。

子供が家から巣立って行くんじゃなくて
親がリゾート地へ出ていくのもいいな。
どうせうちには田舎もないし、ね。

都会は稼ぐ場所で
住むのは田舎・・・が理想だな。

実際に田舎に暮らしている人から見たら
「たまに来るから、そんなことが言えるんだ」
なんて言われてしまいそうだけど・・・
それは比較的若い人たちの意見で、
やっぱり田舎に暮らしている年寄りは
都会になんか行きたがらないじゃない?

子供たちとの関係についても・・・
いつまでも
一緒に住んでいられるわけじゃいないんだし、
自分の方からその期限を設定するくらいの方が
今の暮らしを大切にできるんじゃないかと思う。

まだまだ先・・・と思っていた老後だって
そう遠くない将来になってる。

こういう大きな計画は
5年、10年計画でみなきゃならないから
考え始める時期としては
決して早すぎはしないだろう。

それに・・・
そういう次の大きな計画に向けて
いろいろ考えている方が
本当は、はるかに元気で若くいられる感じがする。