20050130
でじたけ流 教育論第236回

236ロマンチストと現実主義者


男性に比べて女性の方が
はるかに現実的だと思う。

言い方をかえれば、
男性の方がロマンチストで
女性には目先のことしかわからない
・・・とも思えるけど、ね。

男の子はミニカーや模型飛行機を
目の高さまで持ってきて
効果音をつけて遊ぶ。
頭の中に本物の車や飛行機を
想像しながら。

対して女の子は
可能な限り本物に近い道具を使って
ママゴトをする。
会話の内容も夫婦の日常会話そのままだ。

そういえば昔・・・
「地図を読めない女、話を聞けない男」
とかいう本が話題になった。

うちのオフクロは・・・
子供が産まれると
男親はすぐに
将来何にしようなんて言うけど、
女親は何時間後にオムツを替えなきゃならない
なんてことで頭がいっぱい。
・・・だと言っていた。

つまり・・・
見ようとするところが違うから
つがいでいる意味があるんだな。

少し前に、ある田舎町の魚屋で
珍しいものが売られていた。

あまりに珍しいので買って帰って
家族に食べさせた。

魚屋で売られていたのは
真っ黒い肉片。

とりあえず焼いて食べてみる。
とりたてて旨いというわけでもないが、
一応、お土産だということで
長男は旨い、旨いと言って頬張っている。

さて・・・何の肉?

食べながら、みんなに考えさせる。

クジラじゃないし、
まさかオットセイでもない。

言い立てたのは長女。
答えは・・・イルカ。

その答えを聞いた瞬間、
長男の口が止まった。

水族館のイルカショーが大好きな長女は、
しばし考えると・・・
再びイルカの肉に手を伸ばして
意外にもバクバク食っている。

「だって、こうなっちゃったら
 食べてあげないとかわいそうよ」

女は産まれた時から女だ。
男は・・・
鍛えないと、男になれない。
・・・というのが私の持論。


でじたけ流 教育論

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