20050102
でじたけ流 教育論

第232回
月と供と家族と


一年のうちでも
暮れ正月ほど面倒な時期はないな。

子供の頃は
お年玉をもらうのが楽しみだったけど、
今はもうすっかり出す側にいるし、
出す相手も年々増えていくし・・・。

毎年、大掃除らしい大掃除はしてないけど、
それでも多少は片づけないわけにはいかないし。

だいたい、窓拭きなんてものは
寒いこの時期じゃなくて、
夏休みにやるようにした方が効率的じゃないか?
最も・・・
私が窓拭きしてるわけじゃないけど。

正月くらい家族でのんびりしよう
・・・と思えば、
その前後は仕事も詰めなきゃならないしね。

それでも・・・
子供たちに「正月らしさ」を感じさせようと
何とかやっている、というのが本音。

きっと1人でいたら
のんべんダラリと年を越えてしまうことだろう。

自分が親にしてもらったことを
自分の子供に伝えられないというのは
何とも情けない。

親は誰でもそう思って
頑張っているんじゃないかな。

いかに時代が変わっても
変えちゃいけないものがある。

いや、時代が変わっていくからこそ
変えちゃいけないものがある。

伝統や文化を守れなかったら
人間に生まれた甲斐はないよ、きっと。

人間なんてしょせん
効率では機械にはかなわないし、
生命力では、ほかのどんな生物にだって
かなわないんだから、ね。

そういうわけで今年も・・・
家族みんなで雑煮を食った。


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