第22回 趣味も遺伝する?! |
父さんが夜なべ〜をして、デビルマンを作ってくれたぁ〜♪
・・・と、いわワケで今回ご披露している写真は、ハロウィン・パーティ用に作ったデビルマン。 デビルマンというとミドリ色をしたアニメ版の方が一般的だけど・・・ 原作のおどろおどろしいデビルマンは、こんな色をしていて・・・しかもシッポがついてる。 デビルマンを演じた小学校1年の長男はもちろん・・・ ハロウィンに集まった友達や、友達のお母さんたちでも原作版を知る人は案の定、少なかった。 それでも原作版デビルマンを題材に選んだのは・・・私が作ってみたかったからにほかならない。 今回のハロウィン・パーティは、うちの近所で子供たちに英語を教えてくれている人が主催したらしい。 私は積極的に塾通いをさせるコトはないが・・・ 友達が通っていて「楽しそうだから行きたい」と子供たちが言うので・・・ 長男と3歳の長女が世話になるコトになった。 私が小さい頃は・・・近所の友達は、みんなそろばん塾に通っていたけど・・・ 私は「楽しそうじゃない」ので行かなかった。 書道は、ちょっとやった。 でも、3枚書いたら1枚、絵を描いてもいい・・・というのが楽しみで絵ばかり描いていた。 そこで、一時はアトリエに通ったりもした。 奥さんが1階で美容室を経営していて、2階はダンナさんのアトリエ。 先生は見るからに芸術家という感じで、ちょっと怖かったのを覚えている。 思えば、その頃・・・私のオヤジが彫刻とかに凝っていて・・・ 商売の方でも儲かりもしない彫刻を趣味半分で輸入したいりていた。 まさか私を画家や彫工家にしようとしていたとは思えないが・・・ オヤジがアトリエの先生に要望を出して、彫刻も少しやらされた覚えがある。 「やらされた」・・・と思うと、もう続かない。 でも、アトリエで習ったデッサンは、その後、中学、高校の美術の時間には役立ったと思う。 今でも絵を描いたり、工作をしたりするのは好きだ。 だから、こうしてコトあるごとに何か作ったりしている。 私が息子と同じ歳の頃、住んでいたところの近くに古い神社があって・・・ 毎年、夏の盆踊りの時に仮装大会があった。 ゴジラで初出場して2等賞になり・・・ 翌年、ちゃんと頭に電球がつくキカイダーで1等賞をとった。 さらに翌年は、すっかりいい気になってブルー・スリーの真似をしたが・・・参加賞に終わった。 今回のデビルマンを作る前にも長男にはウルトラマンダイナとタイガーマスクを作っている。 最もタイガーマスクの方は作っている最中に・・・ 長男の頭がどんどん大きくなってしまって、まったくサイズが合わなくなってしまった。 仕方ないので次男用に作り直そうと考えているところ。 自分が小さい頃には・・・ 「ここをこうしよう」と思っても腕がなかったり、材料を買う金がなかったりしてできなかったコトを・・・ 今、思い切りやっているという感じだ。 こうして親が楽しんでやっているコトには、子供もついてくる。 「やらされた」と思い始めない限りは、ね。 ところが逆に親が興味を持たないコトは、子供も触れる機会がないので、わからなくなる。 私はセ・リーグとパ・リーグの区別もつかないほど野球オンチなんだけど・・・ 先日、珍しく日本シリーズを見ていた。 王と長嶋くらいは知っていたんで・・・。 いっしょにテレビを眺めていた長男が思わぬコトを言った。 「ねぇ、キーパーはどこにいるの?」 |
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