20041031
でじたけ流 教育論

第224回
として、人として


今月は長男と次男の誕生月だった。

長男は11歳になり、
次男は5歳になった。

第一子の長男が11歳になった
・・・ということは
父親としても11歳になった
・・・ということだ。

ポイントは・・・
11年父親をやっている、と
胸を張って言えるかどうか、だ。

同じことは
夫として、妻として・・・
あるいは
社会人として・・・
大人として・・・も言える。

学校に通っていれば
嫌でも毎日新しいことを覚えさせられる。

けれども
自分で自分のケツをたたけない限り、
親として・・・
夫として、妻として・・・
あるいは
社会人として・・・
大人として・・・は
胸をはって「何年生です」とは
とても言えないんじゃないかと思う。

年を重ねるだけなら簡単だ。

もちろん元気で年を重ねるには
それ相応の努力もいるわけだが、
とりあえず生きているだけなら
何も考えることなく
本能にまかせて
食って寝ていればいい。

食っていく・・・という
経済活動をすること自体、大変
だとしても・・・
とりあえず会社に入って
言われたことをしていれば
それも何とかなる。

問題は・・・
自分で何かを切り開いたかどうか、だ。

自分が成長しない限り、
周囲の環境は変わらない。

いや・・・
無情にも時は流れていくから
放っておけば・・・退化するだけだ。

同じ場所に立ち続けるだけでも
かなりの力はいるよ、ね。


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