20040215
でじたけ流 教育論

第188回
通の


子供たちが通う小学校から
アンケート用紙が来ていた。
1枚ペラの簡単なものなんだけど・・・。

この手の学校や幼稚園からのプリントは
カミさんが目を通した後、
必ず私の机の上に置いてある。

子供たちが持ち帰った
テストや作文もなんだけどね。

こういったものに目を通すのは
親の義務だと思う。

日常的には
母親さえ目を通していれば
とくに問題はないかもしれないが、
休みの時くらいしか
子供とゆっくり会話することのない
父親にとっても重要だ。

たまに子供たちと
ゆっくり話す時に
子供たちにテストや作文を持ってこさせて
そこから会話する
・・・ということもあるかもしれない。

だけど・・・
そうしていると父親の役割は
報告を受けるだけになってしまう。

必要なのは、
その報告に対して
どんな話ができるかだ。

休みの日の貴重な時間が・・・
日常のギャップを埋めるためだけに
使われてしまったら、
その先の「伝えたいこと」を
いつ話す機会があるというのだろう。

だから・・・
日常的に少しでも
子供たちの動向を知っておくことは
必要なことだち思う。

自宅でも仕事をすることが多い私でさえ
パソコンを立ち上げるまでの時間や
風呂がわくのを待つ時間はある。

たかが、学校のプリント1枚
目を通せないはずはない。

さて・・・
先日、学校から届いたアンケート用紙には
最後に、こんな質問があった。

「将来、どんな大人になってほしいですか?」

「どう書けばいい?」
と尋ねるカモさんに私は即答した。

「自分で自分のことを決められる大人!」

普通はできない・・・
なんて言い訳をする大人には
なってほしくないのだ。


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